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話題の「アニメ ラノベ 漫画 」のまとめや考察

Dies irae 漫画 1巻2話 ネタバレ考察 あらすじ

1巻1話のあらすじはここから
megmin-com.hateblo.jp

引用元
作品 Dies irae ~Amantes amentes~
筆者 港川 一臣
原作・監修 light
出版 角川 電撃コミックスnext

2話 Nemo ante mortem beatus

事件から1週間

蓮はここ1週間で起きたことを屋上で思い出した

毎日のように悪魔は続いている

夢のなかで歌う女と蓮の首を断つギロチン

目が覚めると決まって殺人事件

気落ちしている蓮の前に香純と玲愛が現れた


香純「見〜つ〜け〜た〜。」

お決まりのように蓮は気の強い香純に叩かれた


香純「本当信じらんない!ちゃんとデータ消したでしょうね!変態!!」

玲愛「大丈夫だよ、データどころか電話帳もまっしろ。」

香純「ちょっと、なんであたしの電話番号入ってないの!?」

蓮「…入院前に壊れたんだよ。司狼との喧嘩で。」

香純「玲愛さん貸して!あたしのを1番上に登録してやる!」

蓮「あおいろぱんつでいい?1番になれるよ。」


じゃあ玲愛先輩はしろいろぱんつか…


蓮「で…2人とも何しに来たんだ?」

香純「あんたが午後サボんないか見張るためよ。」

玲愛「私はごはん食べに。」

蓮「とりあえず俺のケータイ返せ。授業ってほとんど自習だろ。例の事件で教師連中も対応に追われてるし。」

香純「だかってサボっていいわけないでしょ!」

玲愛「……。それでもみんな少し呑気だと思う。他人事みたいっていうか身内に犠牲者が出ないと慌てないのかな。もしかしたら明日にも誰かが巻き込まれてるかもしれないのに。


玲愛の話を聞いた蓮はある想像をした


ひょっとすると俺が殺人犯なんじゃないか?
寝ている間に人の首を斬り
その体験を「あの夢」として見てるんじゃないか


ボーッと考え事をしていた蓮は2人に心配された


玲愛「藤井くん?何か考えごと?」

蓮「いや別に大したことじゃ…。」

玲愛「本当に?」

香純「まさか何か隠してるんじゃないでしょうね!」


香純はうるさいなw

もう少し静かにすれば蓮の対応も良くなると思うが…


心配した2人は蓮に追求しベンチの上で体を押しまくった


玲愛「…とまぁ冗談はこのくらいにして今日は早めに帰るよ。うちの教会にお客さんが来るんだ。藤井くんと綾瀬さんも居残りはほどほどにね。」

蓮「…先輩も気をつけて。」


玲愛と別れた後、香純は剣道部の練習をしに行った

蓮はその間何もしていたのかは分かっていない

屋上にずっといたのか?

香純は剣道が好きで身体を動かしていると余計な事を考えないで済むらしい


香純「逆にじっとしてたら嫌なこと考えちゃいそう。」


〝嫌なこと〟か…
もし こいつが殺されたら俺はどうするだろう
泣く?怒る?復讐しようとする?
それ以前に受け入れることができるだろうか


1話で「この日常が終わらないで欲しい」と言っていた通り、心からは友人を大切に思っているみたいだ

正直、当ブログの筆者はフラグを立てまくる蓮が心配だ

聖槍十三騎士団との接触

2人は帰宅中に町でトラブルを目撃した

クリストフと呼ばれていた神父だ

2人は神父を教会へ送り届けることにした

玲愛の教会に何かが関係しているのだろうか


蓮「じゃあ神父さんは昔、諏訪原市の教会にいたことがあるんですか?」

神父「えぇ、10年ぶりにメキシコから戻ってきたのですが街がすっかり変わっていまして、道を尋ねようにも不審者と間違われてしまったのです。」

蓮「まぁここ10年で発展したようなもんだしな。」

香純「それに今物騒な事件が起こってるからで、みんな悪気があったわけじゃ…。」

神父「ええわかっています。藤井さん綾瀬さん、私はこのめぐり合わせに感謝します。あいからわずこの国の人々は優しい。」

香純「そんなぁ…当たり前のことをしただけで…。」

蓮「なら照れるなよ。気持ち悪いな。」


香純「もしかして妬いてる?」

蓮「。は?」

香純「うんそっかあ、わかるよその気持ちうんうん。」

蓮「寝言は寝て言え。電波は跳ね返せ。


神父「ぷっ…wくすくすw」

蓮「ほら、笑われてるぞ。恥をこれ以上重ねるなバカスミ。」

香純「ちょっと誰がバカスミよ!」

神父「失礼、ちがうんです。あなた方のような友人に恵まれたのならテレジアも幸せだろうと考えたので、つい。」

テレジア?


見知らぬ単語を聞いた2人は玲愛が小さい頃の写真を見せてもらった


神父「テレジアは彼女の洗礼名。彼女の誕生は我々の希望でしたから、まるで〝神の贈り物〟のようだと私がその名を贈ったのです。」

香純「じゃあ神父さんが名付け親なんですか?」

神父「そういうことになりますねぇ。小さい頃はなかなかのお転婆で、少し目を離すとすぐどこかへ行ってしまうような子でした。私もシスターも手を焼いたものです。」

そんな苦労人である神父の目の前にシスターが現れた


シスター・リザ
氷室玲愛の姉であり母である存在
シスターは名前だったのか…
ちなみに1巻1話によるとFカップ
血が繋がっているはずなのに玲愛はBカップだという


シスター「玲愛はもう淑女なんですよ。」

神父「そんな…私はただ愛しい娘を…。」

玲愛「そういうの恥ずかしいからやめて。」


神父はシスター同様に親代わりだ


玲愛「この写真も没収。」

神父「そんな殺生な!


笑みと悲しみが混じる会話を交わしながら歩いていた5人は教会に着き、食事をすることになった

ちなみに神父はヤケ酒をしている…


私には…我が子を愛する資格もないのですか…
はは…

あぁもうだめだな…この人は放っておこう

う〜ん…
むにゃ…

明日には回復してそうだから多分平気だろう


食事を終えた後、食器洗いを手伝った

※巻中には「助かっちゃった」「このくらいなら」としか書かれていないから食器洗いはあくまでも推測

首斬り事件を目の当たりにして寝込んでいると聞いていたがシスターは予想より元気そうだ

神父はしばらく教会に滞在するらしい


蓮・香純「ごちそうさまでした〜。」

玲愛「気をつけて帰ってね。」

蓮「先輩も気をつけて。神父さん、あれじゃ頼りにならないかもしれませんから。」

玲愛「…じゃあ藤井くんが泊まり込んで守ってくれる?

蓮「いや、そういうわけにはいかんでしょ。」

玲愛「なんだ…残念。」

蓮「そのかわり誕生日には祝いに来ますよ。」

玲愛「え?」

蓮「さっき聞きました12月25日だって。もうすぐですよね。世話になってるぶんお祝いするんで、ぼちぼち楽しみにしてください。」


蓮は笑顔でそう言ったが玲愛は様子がおかしかった

フラグかな?もし蓮に気があるならベビの生殺し状態だろう…


玲愛「藤井くん、その日なんの日かわかってる?」

蓮「クリスマスですよね?」

蓮の家族

玲愛と別れた蓮は神父に真剣な顔で呼び止められる


神父「不躾なことをお伺いしますが、藤井さんと綾瀬さんはこの街の出身で?」

蓮「いや違うけど?俺も香純も学校へ入るときに越してきて同じマンションに住んでる。それが何?」

神父「最近物騒な事件が起きていると聞いたもので、ご実家に戻ることを考えられては…と。」

蓮「…うーん、学校が休校にもなってないし、それはできないかな。これでも一応用心はしてるし。」

神父「本当ですか?何かあってからでは遅いのですよ。ご両親はなんと?心配されているのではないですか?」


…両親?なんだ それ


長くなってきたので蓮の生い立ちはここを参照
Dies irae 藤井蓮の両親は亡くなっている!? 生い立ちをまとめてみた - ひっきーブログ

レオンハルト現る

蓮と別れた直後に神父の態度はあからさまにおかしくなった


神父「…さて、ただの鎌かけのつもりがやれやれこれは…。あなたはどう思いますかレオンハルト。」

レオンハルト「別に…彼の思想は彼の自由です。」

神父「…そう不機嫌な顔をしないでください。たしかに軽率でした。以後気をつけるとします。」

レオンハルト聖餐杯猊下。無礼を承知で言わせてもらいますが、あなたの魂は巨大すぎます。まだここに来るべきではなかったと。中の彼女たちも、いつまでも騙されてはくれないでしょう。ほかの者にも刺激を与えるような真似を控えていただきたい。」

神父「ええ、わかっています。とくにカインなどは手に余りますからね…。」


神父は猊下とも呼ばれているみたいだ


神父「では…戻りなさい。現場の判断はあなたにまかせます。ベイマレウスがやりすぎるようなら止めてください。ただ、あの少年にはくれぐれもご注意を。どうやら何か憑いている。」

レオンハルト「了解しました。猊下


レオンハルトと別れた神父はこう呟いた


ですが残念ながら私は俗物なのですよ
nemo ante mortem beatus
(訳:誰しも死ぬまでは幸福を得ることはできない
そんな戯言を信じられないほどには

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この人がレオンハルト


レオンハルト・アウグスト
聖槍十三騎士団・黒円卓第五位

首斬り事件の真相

家に着いた2人は神父について話していた


香純「神父さま素敵だったよね。なんかお父さんって感じでさ。」

蓮「ホームシックにでもかかったのか?」

香純「んー?ちょっとね、蓮は?うちのお母さん会いたがってたよ。」

蓮「あの人俺を女装させようとするからな…二言目にはうちの子にならない?だし…。」

香純「で、そのあとダメだわ!養子にしたら蓮と香純が結婚できない!って言うの!」

蓮「ダメなのは3親等以内の血族。それ以外なら養子でも大丈夫だろ。」

香純「……。蓮よく知ってるね。ねぇどうして詳しいのかなぁ?調べたの?なんで?ねぇなんで?」

蓮「寄るな!動きがキモい!!」


玲愛のこともあったし、蓮の思考が読めない


蓮「だいたい俺たち兄妹みたいなもんだろ?なんで妹と結婚すんだよ。」

香純「はぁ?あたしがお姉ちゃんでしょ!じゃあ、あたしも部屋に戻るね。おやすみ。

蓮「あぁ、おやすみ。」


不可思議な現象や奇妙な事件に近づいている蓮はこう思った


これでいい 殺人だの首斬りだの非日常はいらない
香純がいて玲愛先輩がいてそんな日常が続けばいい
俺はこれがいいんだ 司狼
また明日もこのよく知った日常が




そして事態は加速する




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