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話題の「アニメ ラノベ 漫画 」のまとめや考察

Dies irae 漫画 1巻1話 ネタバレ考察 あらすじ

Dies iraeのあらすじ

引用元
作品 Dies irae ~Amantes amentes~
筆者 港川 一臣
原作・監修 light
出版 角川 電撃コミックスnext

レビューしている書籍

第二次世界大戦終結を間近に控えた1945年5月1日ドイツ。陥落寸前となった首都ベルリンに「聖槍十三騎士団」と呼ばれる者達がいた。彼らにとって自国の敗退はどうでもいいことであり、むしろ戦火の犠牲となった大人数の民衆を謎の儀式の触媒として生贄にしていたのである。戦争終結後、彼らの存在は歴史の闇に隠れ、その行方を知るものは誰もいない。

その61年後、西暦2006年の日本。「諏訪原市」に暮らすごく普通の学生「藤井蓮」は親友の「遊佐司狼」と殴り合いの決闘を起こし、その結果、2ヶ月もの入院生活を強いられていた。その後無事に退院し、幼馴染の「綾瀬香純」や先輩の「氷室玲愛」と共に元の学園生活にも戻りつつあった。

しかし、クリスマスも近づいた12月の諏訪原市では人が首を斬り落とされて殺されるという無差別連続通り魔事件が起こり始める。奇妙なことに蓮はその頃から、自分が断頭台で首を刎ねられるという恐ろしい悪夢にうなされ始めていた。だがそれは彼にとって恐怖と苦悶に満ちた戦いの物語の前触れでしかなかった。

裏返る日常。暗躍するナチスの残党。街は戦場へ変わり、常識を超えた不条理が蓮を襲う。戦わなければ生き残れない現実の前に彼は平凡な生活を取り戻せるのか。

wiki要約

登場人物の紹介

藤井 蓮(ふじい れん)
Dies iraeの主人公

綾瀬 香純(あやせ かすみ)
蓮のおせっかいな幼馴染
蓮には好意を抱いている?

遊佐 司狼(ゆさ しろう)
蓮の幼馴染で昔の親友
2ヶ月前に蓮と大喧嘩した

氷室 玲愛(ひむろ れあ)
蓮より1つ先輩であり友人
教会住みのドイツ系クォーター

ベイ中尉
聖槍十三騎士団・黒円卓第4位

マレウス准尉
聖槍十三騎士団・黒円卓第8位

クリストフ(神父)
聖槍十三騎士団・黒円卓第3位・首領代行

1話 L'enfant de la punition

〜現代12月〜

藤井蓮「それじゃあ、お世話になりました」

2ヶ月前に遊佐司狼と喧嘩した蓮はやっと退院できるようになった


喧嘩した理由だが、2人の考えは対照的だった

蓮→今この瞬間が続いて欲しい

司狼→進展しない毎日がつまらない


香純とのデート

香純は蓮の大ケガに心配していた

蓮は全身に48箇所を負傷

どんな喧嘩だよ!って突っ込みたくなるよね


蓮「(こいつは隣に住んでいる幼馴染。何かと世話を焼いてくれるのはありがたいんだけど、時々めんどくさい)」

香純「せっかく退院祝いにかわいい幼馴染がデート行こうって言ってるのに」

蓮「なんでお前とデートしないといけないんだよ、バカスミ


香純は蓮を好いているみたいだが本人は気づいてない

よくいる鈍感主人公だね

今回は氷室玲愛先輩から貰ったチケットで博物館に行くことになっている

香純は「別に行きたいわけじゃないんだからね」みたいなツンデレ発言をしていたが、まだ放っておこう


〜博物館到着〜

2人が入場したのは「世界の刀剣博物館」

蓮の刃物嫌いを知っているのにチケットを渡してきたらしい

嫌がらせかな?それとも何か意味があるのか

香純は剣道部に入っていたからはしゃいでいた


蓮「もういいだろ…帰ろうぜ」

香純「なんでそんなに嫌がるかなぁ?別に噛みついたりしないのに〜」

蓮「なんでっつってもかんねぇよ、理屈じゃなく嫌としか…」

刃物は苦手だ

そう呟いた蓮に声が聞こえてきた


何かを感じ取ったのか、蓮は声が鳴った場所を探しだした

そこでたどり着いた先にはギロチンがあった


一瞬の苦痛も与えず首を断つ最も慈悲深い刃
ロべスピエールによる恐怖政治のなかで民衆や政治家の首を刎ね
やがてはロベスピエールの首すらを刎ねた正義の柱

ギロチンの前で立っている中、蓮には不思議なビジョンが見えた

蓮にしか見えないということは何かが関係しているんだろう

香純はボーッとしている蓮を心配した


香純「どうしたのぼーっとして…本調子じゃないのに付き合わせてゴメンね。辛いならもう帰ろう?こんなのの前にいたら余計気分悪くなるよ。」


その後2人は帰宅したが香純はまだ心配していた


香純「本当についてなくて大丈夫?気分悪くなったら言ってね、隣の部屋なんだから。」

蓮「大丈夫だって、俺はそんなにヤワじゃない。そっちこそ明日は学校サボんじゃねーぞ。」


気分が悪くなった蓮はベッドに横たわり、博物館での出来事を思い出しながらウトウトしていた


蓮は夢をみた

ギロチンに首を刎ねられる夢を

衝撃的な夢をみた蓮はすぐに目が覚めた

この男は一体…


翌朝のニュースで放送される話だが、

夢で斬首された瞬間に、諏訪原市の公園で24歳の男性が頭部に切断により死亡している

久しぶりの学校

大喧嘩をした事実は校内中に広まっており、2ヶ月ぶりの学校は連にとって心地の良いものではなかった

周囲がざわめく中、蓮は香純に話しかけられていたが変な目で見られるのを避けるために追い払った

それなりに香純を大事にしているみたいだ

蓮と話している時に香純は知り合いに顧問から呼ばれている事を伝えられ蓮の元を去った


〜首斬り事件と氷室先輩〜

香純と別れ、1人になった蓮は氷室玲愛先輩に退院の報告をしに行った(場所は屋上)


蓮「寒くないですか?」

玲愛「ちょっと12月を甘くみていた。できればそのコートを貸して欲しいな。」

蓮「俺も一応退院したばかりなんですけど…」


先輩はマイペースだからなのか恥じらいがない

ちなみに蓮は断った


玲愛「じゃあ別の話する?うちの教会のシスター・リザの話とか」

蓮「あぁ、あの美人の」

玲愛「そう、美人で眼鏡でFカップボインの…」

蓮「…。」

玲愛「ちなみにわたしはBカップなんだけど(キリッ)」


何故先輩が自分の大きさを教えたのかよく分からないが、そのFカップボインちゃんは今寝込んでいるらしい


蓮「…? 風邪ですか?」

昨日の夜に首斬り殺人の現場見ちゃって


蓮はまだニュースを見ていないから知らなかった

関連性の調査からか、あの博物館にある刃物は警察に抑えられることになった

蓮は死体を目撃した玲愛を気にかけた


玲愛と別れた蓮は顧問に呼び出されていた香純と帰ることになった

首斬り事件の犯人が捕まるまで香純の剣道部は居残り練習が禁止されたらしい

居残り練習ができない香純は、いつもの居残り時間を何かに充てていた


蓮「どうするんだよ、それ以上強くなって。」

香純「だって蓮ほっとくとすぐに危ないことするじゃない。あたしがしっかりしないと」

蓮「そんなに俺信用ないのかよ…」

香純「あんな大怪我する人に信用なんてない!

香純「じゃ約束してよ、もう1人で危ないことしないって。今度なにかあったらさ、あたしにちゃんと話して欲しい。」


蓮は嫌な予感を感じた

この日常が壊れていくような

取り返しのつかないことが起きるような


香純が亡くなるフラグだろうか…

聖槍十三騎士団

???「ようこそ、シャンバラへ。お待ちしておりましたよお二人とも。あいかわらずのようで何よりですベイ中尉 マレウス准尉。」


シャンバラというのは蓮達が暮らしている町のこと

上からベイ中尉、マレウス准尉

ここからは説明が難しいからセリフ多めで


ベイ「あいかわらず進歩がねぇとでも言いてぇのか言葉選ばねえと死ぬぞてめぇ。」

マレウス「ごきげんよう神父様。あなたは変わってないというより怠けすぎじゃないかしら?」

ベイ「めんどくせぇあいさつは抜きだクリストフ。今何人がシャンバラに来てる?」

この人がクリストフ(神父様)


クリストフ「レオンハルトゾーネンキットバビロントバルカイン。そしてあなた方と私で計7人。私はあと4,5日ここを動けませんが。」

マレウス「…待って、今言ったレオンハルトって誰?ヴァルキュリアの抜け番かしら。」

クリストフ「えぇ、あなた方も面識はあるでしょう。あの日本人の小さなお嬢さんですよ。なかなかどうして大したものになりました。新兵として経験を積ませるために、今彼女には副首領閣下の代理を捜してもらっています。」

マレウス「へぇ、メルクリウスのクソ野郎の代理ねぇ…。」

クリストフ「…准尉ほどほどに。…ともあれ副首領閣下は盟約に従いこの地に代理を遣わしているはずです。あなた方はまず代理の彼を捜してください。そう難しいことではないでしょう。」

ベイ「なるほど。」

マレウス「たのしくなりそうね。」


クリストフは言った、

ええ いよいよ我々の悲願が叶う
8つのスワスチカを開いて道を作り
黄金を錬成して奇跡へ至る
あのベルリンから70年かけて今完成する


恐怖劇を始めよう

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